美しい幾何学模様が支える贅沢な座り心地
「ヨーゼフ・ホフマン」のソファは見るからにインパクトがあるソファです。ふっくら柔らかな正方形のクッションが数多く並ぶ存在感のあるデザインです。
このソファは幾何学模様が作り出した居心地のいいソファと言うべきでしょうか。上下左右からこの柔らかなクッションが体を包み込んでくれます。
20世紀のデザイナーズ家具には曲線を使ったものが多いのですが、「ヨーゼフ・ホフマン」の家具は幾何学的なデザインが整然と並んでいて存在感を示すデザインです。他にはない個性的なインパクトがあるソファです。
「ヨーゼフ・ホフマン」はオーストリアの建築家で建築に求めたような造形美を家具でも追及しています。彼のデザインするソファは一つの構造物のように完成された美しさを持っていると言えます。
「クーブスソファ」は1人掛け、2人掛け、3人掛けとありますが、どれもアームと背面が同じ高さに揃っていて、整然とした美しさを誇っています。1人掛け、2人掛け、3人掛けを各々置いても、こうして高さが統一されますのでまさに建造物のような凛とした美しさを持っているものです。
まるでブロックのようなデザインのソファをそれぞれ組み合わせながら置いてみるようなイメージにもなるかもしれません。色もホワイトやブラウン、レッドなどと選択することができ、「クーブスソファ」の造形の世界を色によっても異なる雰囲気で楽しむことができます。
「クーブスソファ」は、まるで立方体のオブジェ ~正方形のホフマンと呼ばれて~
「クーブスソファ」はたくさんの正方形によって象られたまるで立方体のオブジェのようなソファです。その美しさは遠くから眺めて鑑賞したくもなるような存在感です。
丁寧に作られた芸術的なオブジェは、一つずつでも集めてみたくなるソファと言えるものです。
「クーブス」とは立方体の意味で、特に1人掛けは「正方形のホフマン」と言われる作品となっています。この完成された正方形は、丁寧で確かな技術に基づいて作られたものです。小さな正方形が見事に揃って作られることで大きな正方形、そして立方体のソファを作り上げています。
丁寧な製作技術がなければ、このような形も実現しないものでしょう。20世紀当時にこのような美しい家具が作られたことには感銘を受けます。
この1人掛けソファならば1人住まいでも狭いリビングでも置くことができます。「クーブスソファ」は、1人掛けでもその丁寧な縫製に魅了されるもので、贅沢な気分にさせてくれます。「ヨーゼフ・ホフマン」のソファは、1人掛けソファもとても贅沢なソファと言えます。
「クーブスソファ」を1人掛け、2人掛け、3人掛けと揃えてみても、またゴージャスです。オフィスの応接室に置いてもいいものですし、社長室にもふさわしい家具です。また、リビングに一つだけ置いても主役になります。
色もブラウンやレッドなどと言ったカラフルな色もあり、それぞれに雰囲気を演出してくれます。レッドにすると一気におしゃれでモダンな雰囲気となり、どの色もインパクトのある個性を放ちます。
幾何学模様が描き出すイタリア製総本革の輝き
「ヨーゼフ・ホフマン」は、「常により優れた素材と、より完成された形を追求」を理想に掲げて製作を行っています。「ヨーゼフ・ホフマン」の家具はそうした造形の美しさも特徴です。
彼がデザインした「クーブスソファ」の幾何学模様は、イタリア製総本革の美しい輝きを浮き立たせ美しく見せてくれるものです。革の色によってオフホワイトは優雅に、ブラックは風格のある重厚感を漂わせます。どの色を置いても美しい幾何学的デザインが際立ちます。
こうして、ホワイトとブラックの「クーブスソファ」を組み合わせて置いても美しくなります。これも一つの「ヨーゼフ・ホフマン」のソファの魅力であり楽しみ方と言えます。
そして、この総本革の美しさを支えるのは、それを製作する確かな技術です。1枚1枚の皮を丁寧に縫製し、中にウレタン材を縫い合わせてボリュームを出しながら正方形を象っています。一つ一つに時間をかけて作り上げたソファです。高度な技術がなければこの美しい幾何学模様を作ることはできなかったのではないでしょうか。
そして、立方体がたくさん積み重なったようなこのソファは美しいだけでなく、素晴らしい技術によって快適な座り心地も実現しています。
何時間でも座っていられるようなクッション性
正方形の柔らかなクッションに上下左右を囲まれて、何時間でも座っていられるのが「クーブスソファ」です。居心地の良さが自慢のソファです。これだけの正方形のクッションがデザインされているのは、まさに贅沢を尽くしたソファと言えます。20世紀に作られた当時から今まで、これほどまでに贅沢な造り方がなされたソファもあまりないのではないでしょうか。
こうしたこだわりの素材とデザイン、確かな技術によって「クーブスソファ」の座り心地は、まるでふわふわの柔らかい雲に座っているかのような感じです。革でこのような柔らかさを実現できたのもこの細やかな立方体の構造によるものです。「常により優れた素材と、より完成された形を追求」と言った彼らしい作品です。
座り心地を支える注目の構造
「クーブスソファ」は、座り心地の良さを追求するための構造にも注目したいソファです。より良い座り心地のためにベルトの役割にもこだわっています。座面を支えるベルトにエラスティックベルトを使用。弾力性のあるベルトを使うことで座り心地の良さを追求しています。
ベルト、そしてゴージャスなクッション性と考え尽され、計算し尽された究極の座り心地は一度試していただきたいものです。
「ヨーゼフ・ホフマン」の評価と魅力
「ヨーゼフ・ホフマン」は、建築家ですので多くの建造物を残していることでもちろん高く評価されています。そしてまた、彼がもう一つ評価されていることに、彼が作る家具によってそれまではあまりなかった芸術家と職人との結びつけを行っていったことにあります。
幾何学模様を駆使した芸術的なオブジェのような家具を作り上げた「ヨーゼフ・ホフマン」は、家具に芸術性をもたらしました。ただ座る椅子と言う機能性に優れたソファと言うだけではない芸術的にも優れた家具を目指したのが彼です。
美しいデザインを考える芸術家とそれを技術で支える職人が結びつくことで芸術の枠を超えた「総合芸術」と呼ばれる概念が誕生しました。洗練させた技術に芸術性も考え合わせた物が創り上げられるようになりました。
「ヨーゼフ・ホフマン」は、直線的なデザインを行ったモダンデザインの先駆者と言われているとともに、20世紀初頭に美しい芸術性が評価された「アールヌーヴォー」や「アール・デコ」の誕生の歴史にも影響を与えています。そんな歴史上にも評価された「ヨーゼフ・ホフマン」です。
彼が作った正方形で埋め尽くされた奥深い座面やア―ム、背面に私達も実際に包まれてみたいものです。その美しさと機能性に触れるには実際に座ってみるのが一番の方法です。
「クーブスソファ」は、正方形にきちんと縫製されていますのでクッションの耐久性もあり、美しい形を長く保ち続けることもできます。贅沢な造りのソファの魅力を長く使い続けて体感されてみてはいかがでしょうか。そんな夢をジェネリック家具で叶えてみてはいかがでしょうか。